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皆様ごきげんよう(* ´ ▽ ` *)ノ
最近Twitterで「~ですよ!」って打ったつもりが「~ですわ!」と打ち間違いしていてお嬢様言葉みたいになってしまうことが多いキリスです。

初のレビュー記事となる今回紹介する機種は中国のイヤホンブランド、TFZの最新シリーズ『EXCLUSIVE』シリーズの一番低価格なモデル
その名も…EXCLUSIVE 1 です!

今回はAliexpressの「Penon Audio」で購入いたしました。クーポンなどを使用して40ドル程度(約4500円ほど)で購入出来ます。商品ページはこちら

購入したカラーはスターパープルという色で、中国語では「星空紫」というカラー名みたいです。カッコイイ!!

Massdropというサイトではもっと安く買えるみたいですが、自分は仕組みがよくわからないので今回はAliexpressで購入しました。Massdropが使える方はそちらで購入してみてはいかがでしょうか。

TFZの商品は日本国内でも代理店があるため手軽に購入出来ます。代理店の伊藤屋国際さんは日本のオーディオイベントでよく出展しているので、面白い製品をいち早く試聴できます!

ちなみに国内販売するEXCLUSIVE 1はクリアブラック・クリアブルーウッドの3カラーのみとなっています。
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レッドブルーと本記事で紹介するスターパープルは個人輸入でしか購入できないみたいです。
ところでなんでカラー型番005がないんだろう

TFZ SERIES 1がeイヤホンで発売した時も思ったのですが、発売するカラーのチョイスが微妙!!
SERIES 1が発売した時の代理店は現在とは別の会社なのでなんとも言えませんが、今回のEXCLUSIVE 1は全5カラーなので全部発売しても良かったんじゃないかなぁと思いました。

ネット上ではレッド&ブルーを購入している方が多いみたいですね。


伊藤屋国際さんの商品詳細はこちら

価格.comの商品ページはこちら


EXCLUSIVEシリーズには現在4つのモデルがあり、位置づけとしては
EXCLUSIVE 1
EXCLUSIVE 3
EXCLUSIVE 5
EXCLUSIVE KING
となっています。

EXCLUSIVE 1,3,5は同じ9mmドライバが使用されていますが、ハウジングの材質の違いやインピーダンスの違いにより音質にそれぞれ違う特徴を持っています。KINGは12mmドライバーが使用されています。

今回はその中でも最もランクの低いEXCLUSIVE “1”のレビューな訳ですが、「買うなら一番上位のモデルが欲しい!」というような人にも是非聴いていただきたい素晴らしい出来栄えとなっております!

というのも、実はTFZ最初のラインナップ『SERIES』シリーズにもSERIES 1,3,5という3モデル存在していたのですが、1,3,5と順に聴いていくとだんだん低域の締りと高域の伸びが良くなっていくけど基本的に似てる音という印象だったため、自分の中で「TFZは上位モデルの方が少しいい音」というような中途半端なイメージが生まれていました。



ですが!

ポタフェス2017にて伊藤屋国際さんのブースでEXCLUSIVEシリーズ全モデル聴き比べしたところ、どのモデルも音が全然違うΣ( ̄□ ̄
と驚愕してしまいました。

試聴した人たちの間で特に人気だったのは上位モデルのEXCLUSIVE 5でしたが、金属的なサウンドだったため自分はオールラウンダーなEXCLUSIVE 1が一番気に入り購入に至りました。


前置きが長くなりましたがレビューに入らせていただきます(^v^)

【パッケージ】

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EXCLUSIVEシリーズ共通の縦長でスタイリッシュなパッケージ(地味に開けづらい…w)

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箱を開けると美術館のチケットみたいなデザインの台紙が挟んであり、それを取るとイヤホンが宝石のように姿を現します。

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黒光り×艶やかな紫は映えますね!!

カラーリングがカラフルなのはTFZの旧メーカーTTPODと変わらないのですが、TFZはパッケージ、イヤホンデザイン共に非常に洗練されたものに仕上がっています。

一見プラスチッキーに見えますが、しずく型のフォルムと絶妙なカラーリングのおかげで高級感さえ感じる見た目です。

TFZに限らず、最近の中華イヤホンはパッケージがしっかりとしている物が増えてきましたね。
正直数千円のイヤホンでここまでしっかりとしたパッケージで販売しているのは中華イヤホンくらいなのではないでしょうか。

【付属品】
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付属ケーブル 銀メッキ線 2pin(0.78mm)
2pinなのでリケーブル可能です。このケーブルはEXCLUSIVEシリーズ共通のケーブルです。本体カラーによって白いケーブルか黒いケーブルのどちらかが付属します。

下位モデルなのに上位モデルと同じケーブルってところが太っ腹ですね!下位だからといって妥協しない精神にあっぱれです(*`ω´*)

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白いキャリングポーチ

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イヤーピースは全部で3種類のタイプ
左から口の広いタイプ、通常タイプ、ダブルフランジ

口の広いタイプと通常タイプがSMLそれぞれ1ペアずつ、計6ペア入っていて、ダブルフランジは1ペア入っています。

口の広いタイプはイヤピの背丈が低いですね。

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上から見るとイヤピ開口部の大きさが一目瞭然ですが、音もかなり変化します。個人的には真ん中の通常タイプがやはり一番相性がいいと思いました。

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ケーブル装着後のイメージ
付属ケーブルは取り回しも非常に良いです。
しかし、プラグ~分岐部分までは4芯の編み込みなので癖がつきにくいですが、分岐からの2芯部分はほんの少し癖がつきやすいですね。

箱出しの時は結構癖がついていましたが、使っているうちに癖が少なくなります。全然許容範囲の内といったところです。


【音質】

とりあえずAK70単体で。音量の取りやすさは結構優秀です。ボリューム68~73で聴いていきます。

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箱出し時点でかなりレベルの高い音を鳴らしてくれます。エージングした後は低音が増えた気がします。
9mmのグラフェン振動板を採用しているとのこですが、個人的にグラフェン振動板のイヤホンは「かなり硬い音で超高音がキツめ」という印象があったのですが、見事に印象を壊してくれました。

高域・中域・低域共にハッキリクリアなサウンドで、どの帯域も元気に主張してくるW字傾向の音です。
ドンシャリというほど中域が遠いわけでもなくややドンシャリ程度といったところでしょうか。

低域の感じ方は人によってかなり差があると思いますが、個人的には普通より多めくらいの感じがします。
低域に限らず全体的にメリハリのある音なので、聴いていて若干聴き疲れしやすいかなと思います

商品詳細ページによると、1つのドライバにコイル(音の振動の発生源)とチャンバー(空気室)を2つづつ設けることにより担当する帯域を分割してレンジの広い音を出しているそうです。

いわゆる、1ドライバで2wayっぽくしているという感じだと思います。

「デュアルチャンバー」という単語は一部のイヤホンメーカーでよく使われていますが、多くのメーカーは“低域増強”のために設けており、TFZのデュアルコイル&デュアルチャンバーはなかなか新しい技術なのではないでしょうか。

続いて帯域ごとの詳細レビューです


■高域
量感は普通ですが、グラフェン振動板というだけあって音像がリアルで美しい音を出してくれます。ウォームでもクールでもない中性的な音色です。
頭の方で鳴ってスッと後ろに消えていく余韻も楽しめます。音数の多い場面では少し音割れっぽくなってしまう事があり、ドライバの限界かなと思いますが、基本的には上出来な完成度です。

サ行の刺さりは曲によりますが、女性ボーカルで特に刺さりやすい曲でなければほぼ気になりません。

■中域
ダイナミック一発ということもあり違和感なく自然なボーカルです。
楽器に包まれてボーカルが鳴っているという印象ですが、決して埋もれているわけではなく各帯域がうまく分離されているという感じです。

ギターやピアノも音場が広く、音のリアリティもかなりあるので、聴いていて楽しいです。後述しますがアンプを通すと楽器一つ一つのリアルさがもっと増してなんかヤバくなります(`д´;)

■低域
このイヤホンで最も特徴的なのはノリの良い低域です。全体は比較的ウォームですがスネアやタムは少し硬めの音です。
音の塊がハッキリしているので、低音が強めの曲やEDM、ロックなどを聴くとテンションが上がると思います。

バスドラムの音はそこそこ高めの音なので、深みのある低域というよりは浅めだけれど元気のある低域という感じです。
しかし、こういうタイプのイヤホンにありがちな薄っぺらな音ではなく一音一音にしっかりとした厚みがありながらも爽やかな音を醸し出していると言えます。
EXCLUSIVE 5特有の重厚感や音の濃さというのはなく、スッキリとしたチューニングになっていますね。


【アンプを通してみる】
こちらの挨拶と自己紹介の記事にも書きましたが、中華ポタアン 煌烽HAF-PROがようやく修理から帰ってきたので(修理されたものの肝心のノイズが全く治っていなかった(´×ω×`))オペアンプを前段MUSES01、後段OPA627AUという王道の構成に変えてみました。

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個人的にこのオペアンプの構成は解像度をあげつつパワフルで太い音にするというものだったので、元々パンチのある音を鳴らしてくれるEXCLUSIVE 1にはドンピシャの相性でした!

音に重みと厚みがプラスされ、さらに楽器の臨場感も生まれました。アンプを通すことによって更にポテンシャルが開放されると思います。

そしてこれが一番驚きなんですが、高域の解像度は確実に良くなっているのに対して、サ行が刺さりやすい曲を聴いてみたら刺さりがかなり軽減されていました。もちろんオペアンプ次第ではさらに刺りやすくなってしまう物もあるかもしれませんが、アンプの変化が分かり易いイヤホンだなと実感しました。


【総合評価】
ここ最近はU5000と呼ばれるintime 碧やfinal E2000/3000をはじめとした5000円以下だけどクオリティの高いイヤホンが人気の中、国内販売価格6900円という微妙な立ち位置の価格で発売したEXCLUSIVE 1ですが、U5000とは一線を画す出来栄えだと感じました。
音の粗さや暗さもないため惜しい部分がかなり少ないワンランク上質な立ち位置なのではないかと思います。

1万円以上になるとかなり特徴的な個性が必要になってきますが5000円以上1万円以下というちょっぴり贅沢(?)した価格帯の中では選択肢に入れるべき存在となるでしょう。
個人輸入出来てもっと安く手に入れられる方々は是非バンバン手に入れてもらいたい商品ですね(笑)

ところで、Exclusiveという単語には「排他的な」「高級な」「他にない唯一の」といったような意味があります。TFZがどの意味を意識して付けた名前なのかはわかりませんが、「他にない唯一の」というフレーズは当たっていると思います。

それではタイトルの「双璧をなす」は矛盾しているのではないか?と思ったのですが、
『下位モデルも上位モデルに引けを取らないクオリティがあるが、音はそれぞれ違った他にない個性を持っている』
という意味を込めてこのタイトルを付けました(´ー`)v

どうせ買うなら上位モデルがいいなぁ~と言っているそこの貴方、試聴できる環境があればぜひ下位モデルのEXCLUSIVE 1も聴いてみてはいかがでしょうか。


最後までお読みいただきありがとうございました!初のブログレビューで、どういう風に書けばいいかわからず色々な方のレビューを参考にしつつオリジナリティを出そうとするのが難しかったです。これからも応援のほど宜しくお願いします( ˆОˆ )


次の記事では引き続きTFZの新作イヤホン『SERIES 4』のレビューをしたいと思います!お楽しみに٩( 'ω' )و